自分も誰かも癒せる、セラピストの仕事
こんにちは、ひがくぼかおるです。
私のセラピストとしての師匠・渡邊千春さんは講座やフォロー会の時など、既にセラピストとして活動しているみんなが集まっている場でよくこんなことを言います。
「その時の自分が癒せる人が集まってくるよ」と。
逆に言うと、手に負えないクライエントさまはやってこないということ。
そしてそれは、自分がどれだけ癒されているかによると。
千春さんの今までの経験談をお伺いしていると「えぇ、そんなことあるの!?」というようなびっくりするようなことがたくさんあり、私はその域にはまだまだ遠いところにいるなぁと思いつつも…
ふいに新規でいらっしゃったクライエントさまのお話を聞いている中で「あぁ、私はこういうパターンのお悩みにも向き合えるようになったんだ」なんて思うことがあります。
それもこれも腸心セラピーと出会ったおかげです。
「表現を学び、表現者を目指す若者たちのためにセラピーを」と思い、セラピストになった私ですが、自分が一番癒されています。
「誰かを癒したい」「誰かの役に立ちたい」と考える方の中で少なくない方が、心の奥底で「自分自身が癒されたい」という願いも持っているように思います。
ズタズタに傷ついて、まだ心が血を流している状態であれば「自分自身を癒すことに専念してくださいね」(*´▽`*)
と、思いますが、傷が癒えてきたら、その安らぎのようなものを周りに広めていくのはありかな、と思います。
腸心セラピーの面白いところは、クライエントさまの施術をしながら自分も癒されること。
その方に感情移入することはセラピストとしてしないように努めていますが、おなかの同じ部分が反応していたり、一緒に身体がポカポカしたり…そういうことは実際にあるのです。
どれだけ自分を癒したって、人間生きていれば、日々の中で小さく傷つくことはたくさんあります。
癒しに終わりはないんじゃないかと思います。
だからこそ、日々、自分の状態を自分で知ることが必要。
私もそうですが、「こうありたい自分」とか「こうでなくちゃ」とか、理想を掲げたり、周りの反応を気にして決めつけたり、思い込んでしまうことって本当によくあります。
その時、私はおなかに聞いてみます。
「どう?」って(笑)
時には、聞く前からおなかが訴えてくることもありますが…(笑)
おなかってとっても正直です。
嫌なことがあって、無理して笑ってたりすると、脇腹がシクシク痛くなるんです。
(嫌なことの理由によって、右だったり左だったり)
「脳は考える臓器」「腸は感じる臓器」
これは本当だな、って日々思います。
頭で理解するよりも先に、おなかが反応して、私を守ってくれてるなと感じます。
人によっては、最初はおなかカチコチかもしれません。
セルフケアをしていると、どんどん腸との対話がスムーズになりますよ。
ぜひ、おなかとお喋りお腹間(なかま)になりましょう(*´▽`*)