ここにいる、とか、ここにある、とかいうこと
少し前のことになりますが…
夕方に初めてのクライアントさんから無料カウンセリングのお申込みがありました。
その日は、ちょうど夕方からサロンにいる予定でした。
対面とオンラインのどちらが希望かお伺いすると対面がご希望で、なんと既に近くにいらっしゃるとのこと。
「すぐに向かいます」
とのことで、待っていると若い女性がいらっしゃいました。
その女性は、入ってきた瞬間から、涙目で何か大きなストレスを抱えてることが手に取るようにわかりました。
お話を伺うと、職場での上司の圧力に耐えかねているとのこと。
その上司との関係から派生して、周りの人の目も気になってしまっていると。
しかも、その辛い状況は最近始まったわけでなく一年も前からのことだったそう。
この一年、彼女はその上司に認めてもらえるよう明るく振る舞い、接し方を変えたり、業務スキル向上に今まで以上に努めたり、とても努力をしているのです!
話を聞く限り、上司は何らかの理由から理不尽に接しているとしか思えず、私はフツフツと怒りが…
でも彼女はとても謙虚な性格で、怒りよりも悲しみとか困惑が強いようでした。
さらに辛い事に契約の関係で、今は辞めるに辞められない…いま退職を決めても早くて来年の5月までは同じ環境に身を置かなくてはならないとのこと…
その環境で、少しでも気持ちを楽にして前向きに来年までを過ごせるためにどうしたらよいのか…
お話を聞いた上で、腸心セラピーの説明をすると「ぜひ、受けたい」と、60分のセッションをさせて頂くことになりました
セラピーの最中は、ジッと天井を見据えて、ポツポツとお話をしてくれながら
ずっと涙を流し続けていた彼女
しばらくすると、話の内容は、職場の上司から家族関係に…
腸からも脈動を感じるほどの反応が!
三姉妹の真ん中に育った彼女
大事にされてることは頭では理解しているんだけど
それでも
もっと愛して欲しい
そんな思いを抱えていたそうです。
腸が柔らかくなり、セッション終了。
ベッドから起き上がった彼女に、泣くほどに悩んでいた上司との関係を思い浮かべてもらって変化を聞くと
「どうでもよくなりました!」
と、元気に答えてくれ
その日、初めての笑顔を見せてくれました!
思い立った時にその足で相談に来られる場所を作れたんだな、と、とても実感出来た瞬間でした。
その日は、高等学園で演技を教えていた時の生徒も別件で相談に来てくれていて
いつでも
【何かあったら相談に行ける場所がある】
とか
【何かあったら相談できる人がいる】
とか
とても大事だなーと、改めて思いました。
私も、普段から頻繁に連絡をするわけでなくても、何かあったら絶対に味方になってくれる、親身になってくれる人がいます。
それって、ただそれだけで、お守りのようなものな気がします。
なので、
わたしは、ここにいるよー
いつでも、おいでー
そんな風に言える自分でいたいな、と思ってます。